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『5つの宝石が教える あなたがさらに輝く方法』・真珠編 発表者:サスケさん

<誘蛾灯>

明りにつられてみんな近寄ってくるように、

<光る存在>になれば、自然と人も物もみんな集まってくる。

本当に蛾が飛んで向かってくるような人になったら大変です

光る存在になる方法を、五つの宝石を通して紹介します。


<光る方法その1> 真珠に学ぶ  真珠  自尊真珠写真

初めの一歩は自分への尊敬から (超訳 ニーチェの言葉より)


「自分はたいしたことがない人間なんて思ってはならない。
それは、自分の行動や考え方をがんじがらめに縛ってしまう
ようなことだからだ。

そうではなく、最初に自分を尊敬することから始めよう。
まだ何もしていない自分を、まだ実績のない自分を、
人間として尊敬するんだ。」


ここで、ニーチェが注意を促しているように、
こう思う人も多いかもしれません。


自分はたいしたことのない人間だ。
なぜなら特に優れた特技もないし、
多少得意なことがあっても、
世の人が認めるような実績もない、
どこにでもいるような代わり映えのしない人間だ


ところが、ニーチェは、何の変哲のない自分であっても、
まず自分を尊敬しなさいと言っています

たいしたことのない人間だという思い込みが、
可能性を奪ってしまうからです


皆さん、真珠をご存じだと思いますが、
真珠は、元々、砂やゴミなどの異物が原因でできるそうです


砂 − どこにでも無数にあるもの

ゴミ ー 魅力がないもの 


貝の中に入り込んだ砂やゴミを、外套膜という膜が包み込んで、
真珠層という何層もの層を作り、光輝く玉となっていきます

砂やゴミがなければ真珠はできなかったわけです。
たとえ今自分が真珠のように輝いた理想の自分になれていなくても、
まず自分を認める、肯定することが必要です

ところが、ここで問題があります

たいしたことのないと思っている自分が
自尊心を持つにはどうすればいいかということです

みんな自尊心を持つのは大事だとはわかります。
では、他人から「持って下さい」と言われて、
今すぐに、「はい、持ちました!」となれるかというと
なかなか難しいですよね? ではどうしたら自分を尊敬できるのか? 


そこで私は、真珠のでき方にヒントを見出しました


砂やゴミを優しく包み込んでくれた外套膜のような存在が
私たちが自尊心を持ち、そして生きていくためには、
ぜひとも必要です


私たちを包んでくれた存在、それは、最初は親だったかもしれません。
それから友人や恋人、人によっては先生が膜の役割を果たしてくれた
のかもしれません。振り返ってみると、
どれだけの人が今まで、そして今も私を支えているでしょうか?

人は何度も優しさに包まれることで成長できるんですね


たとえ、今、砂(ありふれた存在)やゴミ(魅力がない存在)のように
思えたとしても、真珠も初めから真珠ではありませんでした。
同じ、砂でありごみだったわけです。

真珠のように光りたい、自分もできる、という気持ちがスタート、
初めの一歩

そう思わせてくれる優しい人、そんな人を大事にする。

そして、同時に、自分も相手を包み込むことができるような人になる。

そうすればお互いに光輝くことができる


自分を尊敬する、自尊心を持つ。


光る存在になるための第一条件です

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