<誘蛾灯>
明りにつられてみんな近寄ってくるように、
<光る存在>になれば、自然と人も物もみんな集まってくる。
本当に蛾が飛んで向かってくるような人になったら大変です。
光る存在になる方法を、五つの宝石を通して紹介します。
<光る方法その5> タンザナイト編 −オンリーワンと多彩
タンザナイトと呼ばれる宝石がありますが、
名前から連想されるように、タンザニアという国名に由来しています。
それも、この宝石は、
世界広しといえどもタンザニアでしか採れないそうです(゜o゜)
そこでしか採れない、まさにオンリーワン。
オンリーワンは人を惹きつける強力な要素ですが、
代わりが効かない人は重宝されるため、必然的に人が近寄ってきますね。
また、タンザナイトには「多色性」という性質があり、
見る角度によって結晶の色が、青色、紫色、灰色などに変化します。
光る人には人が集まってきますが、
いろいろなことができる、多彩な人はやっぱり人を惹きつけますよね。
モナリザで有名なレオナルド・ダ・ヴィンチはその最たる例ですが、
彼は、画家のみならず、音楽家、科学者、演出家、天文学者、設計技師
など、さまざまな分野で才能を発揮し、今も世界中の人を魅了しています。
あるビジネス書には、
これから成功する人間の特徴の一つに、
「境界を越えられる人」
と挙げられています。
これまでは、専門分野で知識を身につけば成功が保証されたのですが、
今後はまったく異なる仕事を同等にこなせる人が成功するといいます。
ニュースキャスターも務める、嵐の桜井翔さんなんかは、これにあたると思います。嵐のメンバーが注目されるのは、歌や踊りという彼らの専門分野だけではなく、バラエティやドラマの役者など、多彩さを発揮していることも、一因であると思います。
タンザナイトのように、見る角度によって色が変化するような、
いろんな能力のある人物を目指していきたいですね。
さて、
五つの宝石を通して、光る存在になる方法について紹介してきました。
まず自分を尊敬すること。
一流にふれて一流の方法を実践すること。
芯のある人になること。
孤独を生かすこと。
そして、
オンリーワンあるいは多彩な人物になること。
光る人になるには、
原石が磨かれて輝く宝石になるように、自分を磨いていく必要があります。
それぞれのポイントを心掛けて自己を磨き、光る人、
そして人に好かれる人になりたいと思います。
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